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テレビ番組

震災被害の岩手県大槌町 NHK『風の電話 ~残された人々の声~』で胸が・・

2016/03/19

3月10日のNHKスペシャルを見ました。

東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町。

海の見える高台の個人の庭に、洒落た白い電話ボックスがあります。

「風の電話」と呼ばれています。

 

風の電話

出展:blog_goo.ne.jp

 

中には黒い電話がありますが、線は繋がっていません。

話したことは、すべて風に乗って飛んでいきます。

親しい人を亡くしたり、行方不明になっている人が次々とやってきます。

話し相手は亡くなった人です。

 

ある家族の場合

 

父親を亡くした家族が母親、子供3人でやって来ました。

次々と行方不明の父親に電話をかけます。

 

実は、お兄ちゃんは最初は一人でやってきていました。

「なんで、俺なんだよ!」「なんで死んだんだよ!」

「友達が俺のこと、気遣うんだよ!」って、泣きながら吐き出してました。

 

そうか、つらいんだね。

こういうこと、言える場が欲しかったんだよね。

電話ボックスのドアは、言わば「結界」。

そこを通ると、思わず硬い殻に覆われていた本当の自分が顔を出すんだろう。

 

言いたかったけど言えなかったこと、もし生きていたら言いたかったこと、

ここなら遠慮なしに言ってしまえる。

そういう場なんだよね。

 

3人兄弟の真ん中の女の子は、父親のことは何も言わなくなっていました。

でも、電話ボックスに入っただけで号泣、本当にお父さんが好きだったんですね。

 

大事な場所の提供

 

中には受話器を持っても、何も話せない人もいます。

でも、みんな、じっと自分と向き合っています。

こういう場所って、大事ですよね。

 

すごい。こんな電話ボックスを提供した人に拍手。

胸が詰まるけど、何かあったかいものを感じるひと時でした。

 

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